葛飾区の非常勤職員として、学校給食の仕事をしていました。給食が民間委託になってからはパートになりました。しばらくして近所に住む友達が「福祉スクールバスの添乗員やってみない?」と誘ってくれました。彼女は冨士自動車の社員だったんです。最初は無理だと思いお断りしたんですが、「絶対おもしろいから、孫もいるんだから大丈夫」ともう一度誘ってくれ、思い切ってやってみることにしました。
私の担当は小中一貫校です。登校便には小学生と中学生の両方が乗ります。9つある停留所に親御さんが子どもを連れてきて、お預かりします。
朝の便を終えると、一度会社に戻って休憩、自由時間です。
お昼過ぎに再び学校へ。小学生と中学生では下校時間が違うので、まず小学生を乗せて帰り、学校に戻って、今度は中学生を連れて帰ります。
子どもたちは知的障がいのお子さんです。はじめは対応できるか不安でしたが、乗務を始めてすぐ「楽しい!」「かわいい!」に変わりました。突拍子も無いことをする子がいてもうまくやれます。
接するうちに気づいたのが、「感性が豊かな子が多いなあということ」わたしのことをよーく見てくれています。「あれ、髪型変えたの? 昨日と違うね」とか言って。ますますかわいい。
停留所で親御さんとも言葉を交すうちに「もっと早くこの仕事をしていたら良かった」と思うようになりました。共働きですごく苦労してお子さんを連れて来る方、どうしても無理で、ヘルパーさんにお願いしている方もいます。そういう方々のために、少しでもお力になれたらと思います。
冨士自動車は朝など急なお願いにも営業担当者が対応してくれるので安心です。本当に、ひとつのチームとして活動している感じです。