前の職場の上司が定年退職して冨士自動車に入社しました。その方に「福祉スクールバスの添乗員を募集しているんだけど」と誘われました。「福利厚生がしっかりした職場じゃないと……」と言うと、「大丈夫! ばっちり!」と。
添乗員なんて初めての仕事ですが、「楽しいよ」とも言われ、入社しました。やってみると、なるほど楽しいです。
関わるのは知的障がいのある子どもたち。私は高校生を受け持っています。
仕事は、バス内の清掃・消毒から始まります。出発したら学校指定の8か所の停留所で親御さんが連れてくる子どもたちを乗せ、学校に送り届け、いったん会社に戻ります。
下校便までの間は自由時間。会社で休憩したり、スマホをチェックしたり。
下校時間が近づくと学校に行き、子どもたちを乗せ、停留所で待つ親御さんのもとへ送ります。
入社前は、障がいのあるお子さんのお相手は難しいのかなと思っていました。でもそんなことまったくありません。健常者の子どもたちと同じ接し方でいいんだと、すぐに分かりました。
顔を覚え、名前を覚えるうちに、子どもたちはどんどん懐いてくれて、「今日はピンクの服着てきたの? かわいいね!」なんて言われて。声を上げたり動き回ったりして、なだめるのに苦労する子もいますけど、それでも自分の孫のようにかわいいです。
この仕事に、一つだけ悲しいことがあります。子どもたちが卒業するときです。「ああ、もう会えないんだ。寂しいな。」これまでで何人も卒業を見送りましたが、そのたびに涙が出ます。
そしてときどき、親御さんからお手紙を頂くことがあります。だいたいこんなことが書いてあります。「うちの子は手が掛かって大変だったと思いますが、安田さんにみて頂けてほんとうに助かりました。ありがとうございました。」もう、涙が出ちゃいます。この仕事に巡り会えて本当に良かったと思います。
冨士自動車は福利厚生がしっかりしているので安心して働けるんです。
是非一緒に働きましょう。